建物のポイント | ||
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1.地域の気候風土に合ったマンションか その地域の気候条件や立地条件を考慮した建設プランになっているかどうかをチェックして下さい。 リゾートマンションは都市部のマンションと違い、そのマンションによって気候条件や立地条件がまちまちです・・・ たとえば、寒冷地なら断熱材の厚さが十分か、二重サッシになっているか、暖房設備は整っているのか、また海辺のマンションならば、潮風に対する塩害対策はどうなってるのか、などの仕様を確認してみましょう。 2.間取りは利用しやすいか 日当たりや風通し、眺望、リビングの広さ、定住の場合は家族の人数に対する部屋の数など、住まいとしての使い勝手をチェックしましょう。 眺望は階数や部屋によっても違うので、未完成の新築の場合は住戸を特定して情報確認しましょう。 3.プライバシーは守れるか リゾートマンションでは遮音性能を確認することも大切です。せっかく、くつろぎたいと思っても、夏休みや、年末年始などの人の集まる時期に、お隣や、上階の物音や周囲の騒音が気になるようでは落ち着けません・・・ また、周辺に別荘や住宅、リゾート施設の密集しているような地域なら、周辺の建物との窓の位置も確認しておきましょう。視線が気になるようでは、くつろぐことはできません。 4.室内の安全性はどうか 和室や水回りの床などの何げない段差につまずくと、思わぬ事故のもとになることもあります。特に、リゾートでゆったり暮らしたいシニア世帯は、高齢者対応のバリアフリープランになっているかどうかの確認をして下さい。 5.中古の場合は傷み具合はどうか 中古マンションの場合、天井や壁、クローゼットの中にカビやシミがないか、建具の開閉はスムーズか、床のきしみはないか、設備が正常に機能するかをチェックしましょう。 またその際、すぐにリフォームが必要となる箇所と、近い将来リフォームが必要となりそうな箇所のチェックもして下さい。 |
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施設のポイント | ||
1.大浴場の広さ、利用時間は リゾートマンションでは、温泉大浴場付きが大きな魅力のひとつになる場合があります。ゴールデンウィークや夏休み、年末年始の利用者が増えるときにも対応できる広さが確保されているか、あるいは毎日いつでも入れるのか、利用時間は何時から何時までなのかを確認しておきましょう。 2.共用施設の使い勝手は スキーロッカーにスノーボードが入らなかったり、トレーニングジムといっても実際には器具が1〜2台しか設置されていなかったり、プールが付いていても期間限定だったりでは、せっかくの共用施設も利用しづらいものです・・・ 利用したい施設に関しては、すべて足を運んで自分の目でチェックして、施設の状態と利用できる時間を確認しておきましょう。 3.管理サービスは フロントや管理事務所での管理サービスを確認しておきましょう。各種サービス内容と有料か無料かの別を、しっかりと確認しておくことが大切です。 4.駐車場の形態と空き状況は いくら便利な立地でも、田舎にあるのがリゾートマンションです。たとえ駅やバス停が近くて、車を利用することが少なくても車があれば便利です。 駐車場の利用形態と空き状況、駐車料金の確認を必ずしておきましょう。 |
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周辺環境のポイント | ||
1.地域社会との関わりは リタイア後の定住を考えているならば、そのリゾートマンションがある自治体の行政サービスや、福祉に対する取組み姿勢をチェックしておきましょう。公民館や図書館などの充実ぶりや、各種文化セミナーなどの実施状況などもあわせて聞いておきましょう。 一方、定年前に移住して、田舎暮らしを送りたいと考えている人もいるでしょう。その場合、地元の企業に再就職する道があるかどうかといった点も調べておきましょう。 また、就学年齢の子どもがいるのなら、小・中学校までの道のりや通学時間、総合病院が車で30分以内にあるかどうかなど、一般的な生活環境のチェックも必要になってきます。 2.周辺のレジャー施設は ゲレンデが近いか、スキーシーズンが終わったら乗馬やゴルフが楽しめるか、海水浴場が近いか、釣りのポイントは近いかなど、自分たちのやりたい趣味やレジャー施設が近くにそろっているかをチェックしましょう。 さらに自分たちだけでなく、将来、子どもや孫が喜びそうな施設があるか、といった視点も加えれば、長期的に利用できる物件が選べるでしょう。 3.自然環境は 最後はやはり自然環境をチェックしましょう。海沿いか山沿いかで景色も環境も、あるいはそこで採れる自然の食材も違ってきます・・・ どんな景色が楽しめるのか、どんな食べ物が手に入るのか、を考えるのも楽しいものです・・・ 4.自宅からのアクセスは 定住目的以外の方の場合、自宅から現地まで3時間以上もかかるようでは、だんだん面倒になって利用頻度が少なくなってしまいがちです・・・ 車の場合、渋滞は季節や曜日、あるいは時間帯によっても異なりますから、現地の先住者にたずねてみましょう。また、鉄道なら最寄り駅から歩けるのか、あるいはバスやタクシー併用になるのかの確認もしておきましょう。 |
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