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田舎物件業者を選ぶ際の四つ目のポイントは、｢信頼度｣です。

それでは最後に、「信頼できる業者か？」について、お話ししておきます。

まず不動産売買とは、もともと大きなお金が動く取引で、そのぶんクレームやトラブルも起きやすい取引なのです。そして、そのクレームやトラブルが起きないようにしていくのが、仲介業者の役割なのです。

ところが、本来クレームやトラブルが起きないようにしていくべき立場の仲介業者の怠慢やミス、隠匿が原因でクレームやトラブルが起きることが多いのです。そして、場合によっては大きな損害を被ることさえあるのです。

そこで、こんな業者を避けるため、事前にしっかり業者を確認する必要があるのです。では、どう確認するか？

その前に、あなたは、「情報誌」や「書籍」等に、編集者や評論家が書く、「信頼できる業者とは」というようなコーナーを、目にしたことがありませんか？　そしてその内容は、というと一様に、

1. 業者の免許番号はどうか。
2. 会社（事務所）の規模はどうか。
3. 担当者の第一印象はどうか。

と、まったく実情を知らない人が、表面上の思いつきで書いたとしか思えないような記事になっています。　もちろん、これは大きな間違いです。

私が不動産業界に身をおいて１９年、大小さまざまの不動産業者と接して来ましたが、免許番号が古く（業歴が長い）ても、会社（事務所）が大きくても、営業マンの印象（営業マンは第一印象が命と教育されている）が良くても、「信頼できる業者」とは、ハッキリ言って言えません。(-"-)

もともと、「信頼できる業者」とは、その業者の「体質」を見て判断すべき問題です。上記のように表面上で判断するのは正しくないのです。

それではここで、「業者の体質を確認する方法」を見ていきましょう。

１.あなたのアプローチに対して、対応が早いか
　お客さんを大切に扱う姿勢があれば、少しでも早く対応します。
　電子メールなど丸一日たっても対応がなければ、ちょっと不安
　です。

２．情報が正確で間違いが無いか
　「お客さんの必要な情報」「お客さんのためになる情報」という
　姿勢で情報提供していれば、正確で間違いのないのは当然
　です。たまに誤字などがあったとしても、それが頻繁では、先が
　思いやられます。

３．話がころころ変わらないか
　話がころころ変わる業者は、無責任な発言を繰り返してる場合
　が多いのです。理由を聞いて正当性がなければ、要注意です。

４．言葉づかいや表現に違和感がないか
　文章でも会話でも、その中で、言葉づかいが荒っぽかったり、
　表現の仕方が乱暴だと感じたら、一線を引いたほうが良いで
　しょう。社会人としてのモラルの欠落は、ビジネスにも表れ
　ます。

以上、「業者の体質を確認する方法」のご説明でした。(^.^)

それでは、しっかりチェックして、「信頼できる業者」をお選び下さい。